*2004.8月 この夏、 小さな引越しをしました。
そのお話です。*^_^*
vol 2. 8/9当日その1
vol 3.8/9当日その2
vol 4. 8/10井戸水〜戦いの口開け
vol 5.8/10〜11 徹夜
vol 6.8/11 椅子を買う
vol 7.8/12〜15 あんこが食べられない
vol 8.8/16 テレビをはこぶ
vol 9.8/17 しばしの休息
vol 10.8/18 初めてのお客様
vol 11.8/19 戦い再び
vol 12.8/20 本音
vol 13.8/21 直談判
vol 14.8/24 恐怖再来?
vol 15.8/25 お二階はどこ?
vol 16.8/26 椅子がきた
vol 17.8/27 沼
vol 18. ひたすら出す
vol 19. 終焉
vol 20. あとがき
「 引越し vol 1.序章」 いつかは・・・とは思っていたけれど、今すぐとは全く考えていなかった。 実家に戻って早4年半。 当時1歳だった息子も、もうじき6歳である。 実家に暮らしているというのは、なかなか気楽で良い反面、実の親子とはいえ一旦離れて暮らしたあとでは 生活ペースが様々な点で異なり、しばしお互いに小さなストレスがうまれる。 お互いが お互いに 気を使うが為に 逆にお互いにそれぞれ小さなストレスが溜まっていったりする。 遠い昔、住宅メーカーの営業だった頃、2世帯住宅を何件か契約した。 玄関を分けたい方もいれば、こだわらない方もいたし、電気メーターを分ける分けないも各家庭さまざま。 ただ共通していたのは、水周りを分けたいという希望。 親子とはいっても どうしても、成長した子供との親子では 生活のスタイルもペースも違ってしまう。 自分の家なのだから、心底寛ぎたい というのが誰でも本当だと思う。 家族なんだから、仲良く暮らしたい というのも誰でも思っているだろう。 だからこそ、お互いを尊重する為に、みんな色々考えるんだと思う。 我が家の場合、私は昔からずっと外で働いてきてる女で、母はずっと家を守ってきた専業主婦。 どうしても、どう〜っしても、色々〜んなことが違ってしまう。 もともと実家に転がり出戻ったわけなので、二世帯住宅でも何でもなくて、普通に水周りは各1個ずつしかない。母は私に気を使うし、私も私なりに気を使う。けれど・・ 時として やっぱりたまには衝突してしまう。母は口に出さずに沈黙するタイプなので、私のほうで「う〜ん、どうやら気に入らない事があるらしい・・」と察しては、はー・・とため息を漏らす感じ。 でも、私自身もどうしても この年になっても 実家だと甘えが出てしまい、母を頼ってしまったりするのだから、大きな事はいえない。洗濯物入れてくれちゃってるといいなー あ、何とそれどころかたたんでくれてあった♪とか、あーあれまた買い忘れて帰ってきちゃった・・・と思ったら買っておいてくれてのね♪とか、かなりちゃっかりした部分も多々ある。だから全く大きな事は言えない。 正直、この4年半の間に何度か引越しを真剣に考えた。かなり具体的に部屋探しをしたこともあった。けれど、息子は今の幼稚園を楽しく通っているし、近所におともだちも沢山居る。自分のわがままで彼の環境を変える事はやっぱり出来なかった。両親にしても、ひたすら孫を思って 孫の為に 娘の気に入らない事には 目をつぶっているようにして来たに違いない。 やっぱり同じ様な境遇で、実家に戻ってる友人と会うと、 「周期的にぐわーっと 家を出たくなる時があるよねー、でしばらくして沈下して また大丈夫になったりするんだよねー」と同じ心境を語り合ったりする。全くしょうもない娘達であるが・・。^^; そんな時、そのアパートが建った。実家から徒歩2分くらい?幼稚園バスの停留所のそばなので、毎日毎日建築状況が見てとれた。 それでも最初は全然考えてなくて、やっぱりこの畑を維持するのって大変だったのね〜くらい。 ところが、一人の友人に、「私そこに住もうかって思ってるのー!うちが下に住むから上に住まない?」と誘われてから、この話が急浮上となった。(実際は 結局彼女は住まなかったのだけど(笑) まだ建設途中の部屋を見に行ったり、不動産屋と話をしたりすると、だんだんその気になってきている自分がいた。あー・・・、これって、こういうのって “あり” かもしれないなーと考え始めた。 まさにスープの冷めない距離。息子の環境を変えることもない。幼い彼でも自分で行き来できる距離だし、車を運転できない両親も 気軽に玄関サンダルで行き来できる距離である。これは確かに 二度とない良い機会なのかもしれない・・。 そう思ってしまってからは 自分でも全く予期していなかった“引越し”が 現実のものになった。 まずは息子に「あのアパートにママと2人で住もうかと思うんだけど」と話すと、ぼくのおうちは2つになるね♪と単純に喜んだ。建て始めからずっと見てきた建物に 自分が住めることも嬉しいらしかった。 両親にはさすがに中々打ち明けにくくて、切り出すまでに勇気がいった。 それでも、何とか重い口を開いて打ち明けると、父は「何もそんな、もったいないじゃないか。これからいくらでも子供にお金がかかるんだから。その分貯めておいたほうがいいじゃないか」と とても心配した。けれど、母は既に息子から聞いていたらしく、あっさり「それもいいんじゃないかなって思うわ」と賛成してくれた。「家賃も家に今まで入れてきてくれた金額とそう変わらないんだし、何とかなるんじゃないかな?やってみたらいいんじゃない?」と言ってくれた。母にそう言われると父も 「うーん・・・」と 心配げなまま うなづいた。 (男性と女性の考え方の違いかな〜と 内心 その反応の違いを ちょっと面白く思ってしまった) とにかく両親に正式に打ち明けた事で ほーっっと 肩の荷がおりた私。 もう、こそこそと部屋の図面とインテリア雑誌を見る必要もない。おおっぴらに引越しの相談が母に出来る。 (やれやれ、やっぱり 母に頼ってる私だ・・・f(^^;) ***続 く*** |