「 引越し vol 13.8/21 直談判 」 朝一番のお宅に伺い、まずは時間をずらして頂いたお詫びをする。 こちらでは3名様それぞれの時間を調節していただいている・・・誠に恐縮しかり・・(−−; それでも がんばってねー という温かい励ましの言葉を頂いてとても嬉しかった。 なんとか予定通りにそのお宅を後にすると、ざーっという緊張が走っていくのを感じた。 さていよいよ佐倉市へ、不動産屋へと向かうべき時が来た。 本当の事を言えば、怖かった。 一人で立ち向かうのが ものすごく怖かった。心細かったし 不安だった。 やっぱり父に頼んで一緒に来てもらえばよかったかな・・。 そうしなかったのは、その後予定がビシビシだったので、父を送り届ける時間がなかったからというのもあるが、やっぱりまずは自分の責任だから自分である程度確認せねば という思いがあったから・・なんだけど。 こう見えて、結構気が小さいのだよ あたくし・・ と独り言を言いながらハンドルを切る。 すごまれたらどうしよう・・・ 不動産屋さんて バックボーンが色々だったりするからな・・・。 何かあっても 私のへっぽこ合氣道じゃあ まだまだ全然役に立たないだろうなあ・・・;;; 何も悪い事をしていないのに私・・。 バックミラーでヘアメイクチェック。OK。ばっちり。(あくまで自己満足) 落ち着け 落ち着け 過去に何度もあるじゃないの もっと大変な場面が あったじゃないの いつも何とか一人で切り抜けてきたじゃないの と自分に言い聞かせる。 信号待ちしながら えーとえーと・・と、必死に過去の冷や汗体験をいくつか思い出してみる。 営業時代なんて、冷や汗脂汗ものの体験なんて いっぱいある。 直接自分のミスでないのに たった一人で出向き土下座してあやまったことなんて1回や2回じゃない。 ほらあの時も ほらあの時だって ・・・と過去の修羅場をひとつひとつ思い出す。 添乗員の時だって・・・床にそのまま吸い取られて消えてしまいたい・・というような場面があったじゃない・・とついでに思い出す。 うんうん そうそう、あの時は空港で本気で消えてしまいたいと真剣に念じたっけかね・・。 うーん、こりゃあこんだけあるなら 今度HPにtakaさん過去の修羅場集でも作ってのせとくか・・。 面白いかもしれないなー。うん。きっと面白い。 おかげで だんだん だんだん 少しずつ 落ち着いてきた。 まあ、ともかく 会って話すが一番さ。 と不動産屋にブイっとシャリオを駐車した。 こんにちは〜 と戸を開けると、社長らしき50手前くらいの男性が「いらっしゃい〜」と迎えてくれた。 緊張して、勧められた椅子に座る。 「どうしちゃったの〜?」 すーっと また深呼吸する。 社長の目を見ると、過去によく知る営業マンの独特の特有の眼 である。 (もしかしたらきっと 私もそういう眼をしているんだろうなあ・・) おかげで ふーっと下腹が座った。 話しやすくなった。 「いやあー・・・ 私もこんなことになるとは思いもしなかったんです・・」 と 昨日もした話を また もう一度話し始めた。 話はあっけないくらいに あっさりと終わった。 そんなことになっていたとは 知らなかった 誠に申し訳なかった と、引越ししてからずっと聞きたかった 当然の普通の ごく当たり前の台詞を、ここにきてようやく耳にすることができた。 担当者に全て任せて安心していた会社の責任だ と慎重な言葉選びで対応してくれた。 そう言ってくれるのならもういいです と丁重に断る私に、当然の事だし逆の立場なら当然請求するので、とまともに水が出なかった5日分の日割り家賃を返金してくれた。 乾ききっていた土に ようやく水をまいてもらった植木のような気分になった。 あー・・・ やっと 普通の 「お客さん」としての話ができた・・・。 私的には、もうこれでいいやという気分になっていたが、実はまだ砂がまざる(200ccに3粒くらいの割合)という状況は普通ではないので、即対応してくれると言ってくれた。そうよね よく考えてみれば 普通じゃないよね(笑。 ブラインドの件も、大工と連絡がつくのが来週なので 「大変申し訳ないが」 今しばらくお待ちいただきたいと 言ってくれた。 余談として あくまで全面的にこちらの責任であるという事を強く前提にした上で内側の話をさせてもらうと・・ と社長が言うには 今回の物件は自社施工管理ではあるが、大工から井戸やから何からいつも頼む業者ではない会社に頼んでいたそうな。そして大工が一人社長な上、タイミング悪く今月から入院してしまい様々な確認がとれなかったという事態でもあったそうな。 そして更に、問題のあのIという営業担当は、正社員ではなかったらしい。もちろんうちの会社の名刺を使わせているのだから、もちろん彼のすることは 会社の責任であることに変わりはないけれど、と念押しはされたが。 はー なあるほど・・ね・・。 と内心納得する。 ということはおそらく彼は完全歩合の委託社員なのであろう・・。 みなまで聞かずとも 大体の見当がついた。 過去に住宅メーカーの営業だった私はこの世界の歩合について うっすらわかったりする。 おまけに サラリーマン時代最後に私が居た会社は求人広告代理店。なので彼の雇用形態は手に取るように想像できる。少なくとも、安定したものではないことだけは確実だろうなあ・・というところまで想像がついてしまう。 すると彼の再現する事もはばかれるほどのめちゃくちゃな言動の数々に納得できてしまった。 ひどい扱いを受けたことも一瞬忘れ、一般的に管理職についていておかしくない年代で 完全歩合の世界はかなり厳しい人生だなあ。。などと しみじみしてしまった。 まあでも言ってみれば 自分だって完全歩合みたいな仕事なんだから 人の事は言えないか〜と一人つっこみできるほど、気持ちが回復した。 してみると、今回、不動産会社に直接電話せずに、全てダイレクトに担当の彼の携帯に連絡していた私が ミスったなと思った。そのほうが話が早いだろうと思ってのことだったけれど、やっぱりこういうときは、言った言わないを防ぐ為にも どんなに手順が面倒でも会社自体に連絡をとり、こちらの意向を示さなくちゃいけなかったんだなあ と今後の教訓にしておいた。 不動産会社をあとにしながら、まずは先ほど失礼したお宅へ電話をかけた。 ひととおり話を聞いて頂いているから、きっと心配してるに違いない。 おかげさまで 何とか 話が出来ましたー と報告すると 「一人でよくがんばったね えらかったね」と 喜んでくださった。 じんわり涙が出てしまった。 妙に涙もろくなってしまったもんだ・・・。 いかんいかん、まだまだ仕事が残ってる・・・ これから行くお宅でも、心配されてるから 早く行って ご報告しなくては・・・ さあ仕事仕事! |