「 引越し vol 7.8/12〜15 あんこが食べられなくなった 」

簡易式とは言え、ついに椅子が置かれ
テーブルの下には ラグが敷かれ
食器棚には食器が入り 初日からすれば ようやく住まいの雰囲気が出てきた。
洗濯機も無事交換されて 普通に洗濯が出来るようになった。
交換に立ち会ってもらった母の話では、ひたすら平身低頭で速やかに交換していただいたとか・・・。
原因はまず間違いなく砂だよね・・と二人でヒソヒソと話し、なんだかとっても悪い人になった気分・・。
同じミスを繰り返さない為に、給水口のところにウェットティッシュを挟んでから 蛇口と接続することにした。
洗濯のたびに ティッシュを交換する手間はあるけれど、次に壊れた日には おそらくそんなに簡単に交換するわけにはいかないはずだから 面倒くさいなんては言ってられない。
ただ、交換するたびにティッシュに積もる砂を見つめ、ため息が出るのは 仕方ないけれど。

不動産屋が言い残したように 井戸工事を行った成果があったようで 砂もようやく減ってきた。
全く出ないというわけではなくて、お風呂を溜めるとやはり下に砂溜まりが出来るのだけど 上澄み?を汲んで洗うようにしたら何とかなってるので良いか・・(いや良くは無いんだけどね)ということにした。
飲用水は無理だなあと思ったので、買ってきて使う日々。
とりあえず 部屋で私が食事を作り、寝て、起きる というスタイルが何とか 始まった感じ。
息子も 実家で私と離れて寝た夜以来、ここで暮らすことに 腹が決まったらしく 
ママいいね〜この部屋〜ずっとここで暮らそうね なんて調子の良い言葉も口に出るようになった。 
自分の新しい棚に 自分の玩具が並べられていくうちに 落ち着いてきたのかもしれない。
元通りの笑顔が出るようになって 何よりほっとする。

しかし・・多少落ち着いてみれば 更に不動産やへの不信がつのる。
あの電話以来、本当に夏休みを楽しんでいるらしく、全く何の連絡も入らない。
自社施工管理物件だというのに 井戸やが工事したか どうか見にも来ないで 入居者に電話一本しないで
何で平気なんだろう・・ あらためて 不思議すぎる。
おまけに 階段通路側の窓が大きすぎるため入居前にブラインド設置してくれる約束だったのに
延ばし延ばしにされたまま未だに 取り付けられていない。
かつて私に染み付いていた営業とは ひたすら確認・確認・確認・の連続だった。
数字を上げるのはもちろんだけど、確認作業を怠ると、責任が全てのしかかるわけだからひたすら確認。
私が居た どの会社でも徹底されていたし 私もそれが当然の事だと思ってた。
あの夜の会話を思い出すと、疲れていても 再び沸々と憤りと不信感が湧いてきて 余計に疲れが増すと言う感じ。

どうやらここ数日で、私は痩せてしまったらしい。
丁度良いはずのジーンズがゆるい。ウェストがカパカパして 落ちてきてしまいそうだ。
連日の猛暑の中、仕事と引越し作業と、更に水不動産や問題のおかげで すっかり食欲が落ちていた。
その証拠に、母に「栄養源よ♪」と言って渡された あんドーナツ10個いりパックが全く手をつけられないまま何と6日間も冷蔵庫に入っていた。普通の私なら、せいぜい 1日か2日で無くなるはずなのに。
3食あんこでも大丈夫、そのかわり毎日食べないと気が済まない というくらいの あんこキラーな私。
たまに食べないと 「う゛・・あんこ切れだ・・」と真剣に苦しくなる(様な気がする)私。
そんな私が あんこすら食べる気がしない・・ というのは凄い事だ。
妊娠時のつわりの時以来だ。自分で へー・・と自分にびっくり。私でもこんな事あるんだなあ。
そおいえば、気がつけば朝昼抜き生活 続けてたかも・・。
朝は食べる元気が無く、昼は昼で時間もなく、で過ごしていたかも・・。
20代の頃はあんなに苦労してダイエットしたりしても 痩せなかったのにね〜。
痩せることにこだわる暇がなくなると、かえって簡単に痩せちゃったりするんだね〜 と変な所に感心。
いやしかし、これではいかん 食べなくては!
仕事中にGパンがずり落ちたら大変大変。
それに、こうげっそり痩せてしまうと この暑さとハードスケジュールの中、体がもちまっしぇん。
こうして 手始めに再び「あんこ」を食べてみた私だった。
この私が義務感を持って「あんこ」を食べたのは、後にも先にもこのときだけかもしれない・・。