Pure Story

“ ねぇ ママ ” 〜 5歳児のつぶやき 〜

子供の何気ないひとこと 時に どきっとするほど心動かされてしまう

まだ 何色にも 染められていない 透明なこころ

どこかに 置き忘れてきたかもしれない 何かを

もう 一度 探しに 行きたくなるような

そんな Pure story が そこにある




ママ
ママって だいすきっつ


これって 万能薬 みたいな台詞

これだけで 全てが 解決

全てが しあわせ




あのねママ
ぼくには「ママだけ」いるから
いいんだよ


未亡人が息子を育てているというTVドラマを親子で見た。

お父さんが居ないことを強調された場面が多々。

見終わった後、ずっと前から聞きたくて

でも いつも飲み込んできた 台詞を ついに・・。

「ママだけ しかいなくて さみしい思いはしてない・・?」

その答えがこれだった

満足げな笑顔で 答えた彼は もうすぐ6歳

もちろん 嬉しかった

でも それと同じくらいが それよりもっとか

 とても 複雑だった



だいじょうぶだよ けっこうママ まだ若いよ
ただちょっとおっきいだけだよ


子供用英語教材を 一緒にやりながら 自分から見事に英語が抜けてるのを自覚して

「ママも 若い頃は もう少し出来たんだけどねえ・・」とため息

そんな私を 横目で見ながら 真剣に なぐさめ?てくれた




ねえママ、ぼくがしたいのは ほんとうの旅なんだよ
本当の旅って言うのはね 
ちゃんと自分の足で歩いていく旅っていうことなの


秋の行楽シーズン 新聞に折り込まれる 旅のチラシを私が 見ながら

旅行きたいね〜 そうだね〜 と話していたときのこと。

チラシから目を離さずに 私が 「車で行くのと 電車で行くのと どっちがいい?」 

と聞いたとき の 息子の答えが これだった。

はあ・・・ ママがまちがっておりましたと チラシをたたんだ。


ああ おいしい
ねえママ、ぼくが自分で入れると おいしくないけど
ママがいれてくれると とっても甘くなるんだよ


息子のコップに 注いだのは 単なる 「水」。

そんな風に言われちゃうと じゃんじゃん いれてあげちゃいたくなっちゃう!




ママ、あの海 ぷるん とすくえそう
ふたりですくって おうちにもってかえりたいよ
あの きらきら、ふたりであつめにいこうよ



8月後半でも 内房の海はあたたかく おだやか

優しい太陽のひかりが 雲のあいだから はしごのように何本も差し込み

きらきらとかがやく その波間の光景は とても ことばではたとえようがなかった。



ママ、また “びっくりぼし” のひとなの?


6月7月と つゆじきはどうしても 急性腰痛の方の 突然の依頼が増える 私の仕事

知らずに よく 口にしているらしい言葉が 「ぎっくり腰」

彼の中では びっくりぼし・・・(大笑)

ねえママ、夜になってお日様がおうちに帰ったらね
あめのヤツが“トントン”って 戦いをしに来るんだよ
それで雨が勝ったら 次の日は 雨が降っていいの
負けたら またお天気なんだよ

えーと・・・・・ 雨っておにが バケツ ひっくり返してるんじゃ なかったの?と 聞いたら

あ〜 それはもう終わったの だそうだ・・・(^^:)



ねえママ、おならってさ どうしてでてくるか しってる?
いろんなジュースをのむでしょ?
そうすると こうやって こうやって こお〜やって
おなかの中を通っていってね
 このへんに 小さい小さい部屋があってね
そこでおならがひとやすみするの
そこにはね 小さい ちい〜っさい とうめいな人がいてね
おならが寝てる間に こっそりね
いろんなくさいのを くっつけちゃうの
だから 出てくるときは くさいんだよ
それから えいって おならを おしだしちゃうの
それで 音がぶあっ!てでるんだよ


ちびのくせに 音もにおいも なかなかな ものである 彼

ちなみに 人によっては その 「小さい部屋」 がない人も いるんだそうで

そういう人は 音の出ない においのない おならしか出ないんだそうだ・・・



わあ・・ママ、おつきさんはんぶんこだ
びすけっとみたいだね


夜 帰宅した私を ドアから とびだして むかえてくれた 彼を抱き上げて

2人で見上げた空は ぱっかり割れた 半月に 照らされていた



ねえママ、しってた?
おそらにはね おにがいるんだよ
いたずらして ばけつをひっくり返すから あめになるんだよ


ちなみに 大雨の時は 「今日は おともだちを 沢山つれてきて みんなで 遊んでる」

小雨の時は 「みんなお出かけしちゃってて 別の所にいるから 一人でまいてるんだな」

空を見上げ、 しょうがないなー おにのやつ・・・ とお兄ちゃんぶって つぶやいた。



ねえママ、もしもさ 迷ってもきっと大丈夫だよ
だって地球は丸いんだから


息子とドライブ中に過去何度も道に迷った事のある私。

ある日 いつものように 車をスタートさせたら 真面目な面持ちで こう言ったのだった。



ねえママ、上の方を食べちゃったら ほら 見てごらん
なかに 海があったよ


暑い日に 公園で買った カップ入りのカキ氷。息子が選んだのはブルーハワイ。




わあ・・・  ねえママ あの青 さわってみたいよ 
つるつるしてるか たしかめてみたいよ


雨上がりの朝

今日はお天気かなあ〜 と 雨戸を開けると、 雲ひとつ無い青い空が 広がっていた。

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