〜 2003.tka's Simple life〜9/11〜10/1
9月11日    『 応援届かず 』 

 イタリアで修行したという、職人気質のおじさんが焼く そのパンのファンだった。
 「パンデノア」という、小さな手作りパン屋さん。
 オニオンベーコンチーズを練りこんで焼いたマーブルパンに
 チョコをふんだんに練りこんだマーブルパン、
 オリーブの実を刻んで焼いたテーブルパンに
 豆腐のヘルシーパン、etc
 4歳の息子はここのチョココロネに目がなかった。

 昨日、サッカー教室に迎えに行った帰りに足を伸ばしたら、閉まっていた。
 ヤな予感。。。
 「ママ、今日もう一度行ってみようよ」 と言う息子の言葉にうなづいて 今日も行ってみた。
 すると半分シャッターの下りた中から丁度おじさんが出てくる所だった。
 車を招き入れる手振りをしていたので 駐車スペースに停めて外に出た。

 「店、閉めちゃったんだよー。」 とさびしい笑顔でおじさんが言った。
 やっぱり・・・
 もともと場所がメインから外れた通りにあり、知る人ぞ知るという店だったのだが
 数ヶ月前に近所に出来たスーパー内に、手作り風パン屋が入っていて それが大きな打撃となったらしい。。
 
 「ちょっと待っててねー」 そう言われて
 既にがらんとしてしまっている店内で、チビと二人ぼーっとして立って待った。
 ここはいつも香ばしいビール酵母と焼きたてパンの良い香りでいっぱいだった。
 今日はどれにするか迷いながら、自分でトレイに運ぶのが嬉しくてしょうがなかった息子も
 固まって立ち尽くす。
 
 「はい、これ最後に少し焼いたんだ」
 名物の一番シンプルな食パンを一斤さしだされた。
 ・・・・・・これが、おじさんのパンを食べる最後かーと思うと こみあげるものがある。
 ごめんねー折角来てくれたのにー
 と言われると、更にせつない。
 市内の大きな店で、一社員として働くことにしたんだそうだ。
 「そこでは、もう俺のパンを焼けることはないんだー 」
 あんなに、熱心にひとつひとつ愛おしそうに眺めながら パンを包んでいたおじさん
 小さなパンには、パンへの愛情と熱意と職人のプライドが いつもたっぷり詰め込まれていた。

 親子でしょんぼりしてしまった帰り道。
 ショーケースも看板も取り払われ何も無いスペースに、かすかに残っていたパンの匂いが切なさを誘い
 頂いた一斤の食パンが ぽつねんと車のシートにあるのを見て またせつなくなった。
 
 個人的に応援したい店の紹介ページを作ろう と思いつつ
 (その最初はパンデノアだーと 勝手に決めていた) 
 結局まだ進んでいなくて 居た私。。
 遅かったな。。。
 それにしても あのパンがもう食べられないなんて 惜しい。。。
 残念。。。
9月13日    『 一人っ子 』 

 昨日の夕方 自宅で車を洗い終わり、ようやく綺麗になった愛車を満足して眺めながら
 「これでよ〜し。 さあて車も綺麗になったことだし、明日どっか遊びにいくかー!」
 と、思わず口に出して言ったらば 
 「やったー!どこ行くー?」 と、はしゃぎだしたのは家の前で遊んでいた複数名の子供達。
 うーん、、、確か、私の子は一人だったはずなんだけどね。。。f (^_^;

 愛車シャリオ君は、小型ながら3列シートで7人乗りなので
 近所の子をまとめて乗せて、遊びに行く事は今年に入ってからよくある。
 私の4歳の息子と息子の同級生とそのお兄ちゃん(小6)、その向かいの一人っ子(小3)、この4人の少年達は
 ほぼ毎日一緒に遊んだり喧嘩したり そして尚毎日一緒に遊ぶ仲間たち。
 昨年までは、私と二人きりで出掛けるのが当たり前だった息子も
 普段そうやって遊んでいるものだから、いつでもその仲間たちが一緒じゃないと 物足りなくなっていて
 私も彼らをなかなか可愛いと思っているのもあり、彼らの方も私を慕ってくれているのもあり、
 母親同士も気心しれて仲がいいというのもあり、
 そんなわけで、ついつい いつもスポーツ少年団の団長のようになってしまう私だ。

 厳正なる(?)子供会議の結果、行き先は「市原こどもの国」となった。
 出発は朝9:00・・・と子供達に決められた。 えええええ・・! は・早起きしなきゃ。。。
 
 そして今朝、朝一洗濯物を干していると、各家から既にテンションの上がった少年達の声が響いてる。
 「出発9時だよ9時い〜!」 「お弁当まだ出来ないの〜?」 「水着も持ってく〜!」
 ・・・・ げげげと焦る。こちらはまだ全然支度してないぞと。。
 案の定15分まえくらいから、ビンポン攻撃(Kちゃんのママまだー?)が始まり、大慌ての大焦り。
 あたふた支度して外に出ると、既に車に乗り込んでいる子供達の席取り争いの喧嘩が始まっている。
 何故かみんな一番後ろに座りたがるんだなあ・・・・・。
 大騒ぎの中、何とか席が決まり出発。
 一番後ろを取られたチビ二人は初めショゲていたが、持ち寄ったお菓子を見せ合っているうちに立ち直り
 今度は車内おやつ交換大会。。
 前に座ったお母さんと二人で、子供たちのハイテンションぶりに毎度の事ながらため息。。−−;

 さて 「市原こどもの国」は八街から車で1時間ほどの所にあり
 広大なアスレチック、水遊びのじゃぶじゃぶ池、室内遊戯施設、つり橋を渡った向こうには広いゴーカート乗り場、
 と、まさにその名の通り 子供がワクワクする子供の為の施設。
 連れてきてしまえば、思う存分好きなように たっぷりと遊ばせられるので 
 ありあまるパワーにあふれる男の子を持つ親にとっては、大変ありがたい場所である。

 お兄ちゃんたちとはしゃいだり、泣かされたり、それでも元気に走り回る息子を眺めながら、
 ああ よかったなー とつくづく思った。
 何しろ息子が1歳になったばかりの時に離婚してしまったので、彼には兄弟がいない。
 私自身は4人兄弟で育っていて、兄弟のいるありがたさを常々感じているので
 一人っ子になってしまっている息子の成長過程は大変気になる所。
 兄弟がいると自然に いい意味での子供同士の上下関係が出来るものだけど
 一人っ子は 家の中の唯一の子供になるので 家の中で何かを取り合う事も、競争する事もない。
 何かをしてもらうと言う事も 大人にされるのと、子供同士からしてもらうのでは 受け止め方がまるで違うし。
 
 世間的には何かと 「一人っ子=わがまま&甘ったれ」 と決め付けられる傾向が未だ強い。
 こればっかりは私一人じゃ無理だっていうのに、
 「頑張って もう一人作りなさい、一人っ子じゃ絶対駄目ー」 と言い切られてしまう事は よくある。
 大きなお世話と言ってしまえば それまでなんだけど。。。
 
 だから、思わぬ良い仲間が身近に出来て、本当によかった。。。とつくづく思うわけである。
 兄弟は居ないけど、兄弟のように過ごせる仲間が出来た息子。ありがたい。
 可愛いヤンチャ少年達、このまま真っ直ぐ成長していってほしい・・・・・

 1日たっぷり遊んだ帰り道は 実はそんな事をシミジミと考えている場合じゃない程の騒がしさ。
 遊びすぎて眠くなってきてみんな怒りっぽくなっているせいで、チビチームvs小学生チームで大喧嘩。
 狭い車内。ハンドルを握る手がプルプル。。。
 「え〜〜〜い!!! うるさーーーい!!! いい加減にしろ〜〜〜〜〜っっ!!!」
 ・・・・・・・ しーーーーーーーーーーん。
 いつもの事だが (いつもなんだ・・・)、私の一喝の後は、必ず静かになり 大人に平和が訪れる。
 これだけ怒鳴られても、みんなスネる事なく 素直に従ってくれるので (単に本当に恐いんだろうな〜おほほ^^;)
 やっぱり可愛いじゃん。。君達、また連れて行ってあげちゃうよー と思う私である。
9月19日    『 携帯電話 』 

 出張専門で動いている私にとって、携帯電話は必須アイテム。
 なにしろ一人で全て運営しているので ( 運営というほどのものでもないか・・・^^; )
 外に出る時は 必ず携帯電話に転送できるように事務電話にセットしてある。
 (あ!simplesの電話番号から私の携帯への転送通話料金は私持ちなので ご心配なくです。念の為。)

 ところが最近 その携帯の充電切れが 急に早くなってしまって困っていた。
 充電したばかりなのに メールを2本〜3本やりとりして 5分程通話しただけで
 既に 電池メモリが1個の表示。。。
 途中で帰宅する日はいいのだが、1日出っぱなしの日は どうも心もとない。
 もしも 患者さんからの電話を受けた際に途中で 切れてしまったら大変だ・・・

 と、いう事は やっぱり買い替え時かな〜 と思い J-PHONEショップに行って来た。
 ちなみに今の携帯は 4台目である。
 
 初めて携帯を持ったのは7年前くらいで やはり仕事上必要で購入したdocomo。
 当時はまだPHSやポケベルも活躍していて これからは携帯かなーなんて言ってる時代。(最近の事なんだけどねー)
 電車や街中で話している人を見ては違和感があった私は 出来れば携帯持ちたくない派で
 その形状が 口から受話口までが遠いのも 何だか好きになれない理由の一つだったのだけど
 現在では主流になっている 二つ折りタイプが この時初めて登場したのをきっかけに
 ようやく持つようになった。
 が その後、出産して仕事から離れた時に、一旦解約してしまった。
 
 そして 又ゝその後、子連れで実家に戻った際に 2台目の携帯を購入。
 CMで藤原紀香さんが 「 私の携帯、つながるからどうぞ♪」 とやっていた頃だったのと
 確かに最初持ったdocomoが本当につながりにくかったのと
 月のコストが安かったので( これは今でもそう思う )
 J-PHONE(もうじきvodafone) にした。 
 
 自分の通信手段としてはもちろんだったけれど、
 何しろ自分の居所と事情を友人達に伝えるのにあたって 一人一人電話するのも何だった内容だし
 その時間もなかったので e-mailでまとめて伝えるのが一番だーと思った私には
 当時パソコンを買う余裕はなかったから、携帯でそれが出来れば一石二鳥だった。
 
 これもたった約3年半ほど前の事なんだけど、確かまだカラーも出てなくて
 携帯mailも、そんなにポピュラーではなかった。
 文字数もあまり送れなくて、せいぜい全角で50文字程度だったような気がする。
 なので当時友人のパソコンに送った際、電報のような文だね〜 と笑われたものだ。
 
 その携帯は気に入っていたんだけど、ある日 トイレに “ボチャン”・・・ 。
 当然メモリーは全て喪失してしまい、泣く泣くJ-PHONEショップへ。
 お姉さんの言う事には
 
 「水に落としてしまった場合は、慌てて電源をいじったりは決してせず、ひたすらそうっと乾かす」
 と、運がよければメモリが救出出来るらしい・・・。
 
 しかし 時既に遅かった (思い切り電源いじった・・) ので、やむなく機種変更。
 これ又、たった2年前の事なんだけど、カメラ付き携帯 「写メール」 が登場したばかりだった。
 買ったはいいけれど、もともと通話が出来てメールが出来ればそれでいい私にとっては
 あまりに多機能になってしまっていて、何だか無駄な感じだった。
 そのカメラも出たばっかりのだったから、なかなか静止画像にならない上、写りが悪く
 J-PHONEの子か、パソコンの子にしか送れないというのもあって あんまり好きになれない機種だった。

 と、言うのが通じてしまったのか、どうなのか、
 買ってから半年経たないうちに、 今度は電車で落としてしまった・・・ (つくづく間抜け)
 JRにも交番にも 届けは出したけれど 結局見つからず・・・ 。 (実は次のを買った直後に発見の連絡があった(TT) 
 
 丁度厄年明けで、まだ何となく色々悪い事が重なっていた事もあって
 えーーーい、これで最後の厄落としと思おう! と 開き直って
 思い切って 新規購入し、番号も新しく変えてしまった。

 そして1年半になる。まだたった1年半なのに、もう寿命なのかー・・・ぶつぶつ思いつつ
 J-PHONEショップのお姉さんに、相談した。
 すると
   「 充電をする際に  寝る前にセットして 朝までかけっ放しですとか
    二つ折りの開閉回数が多いですとか (パタパタやりすぎ)
    圏外エリア滞在中に電源が入ったまま ですとか・・・ 
    そういった事が、電池の激しい消耗につながるんですよ〜 」
                                           と、教えてくれた。

 はー ! そうだったんだー !
 ・・・・・・。 言われた事が全て当てはまってしまう私は ほんとに てんてんてんな気分だった。
 そうっか〜 充電の赤ランプが消えたら、とっとと外さなきゃなのね・・・・・
 つい、開いて前のメールを読み返したりとか、時間何時かなーとか パタパタしちゃ駄目だったのね・・・・・
 圏外・・・・・・ あー確かに携帯圏外で 長時間仕事することもあるなあ・・・・・

 で、結局パンフレットだけもらって その日はとりあえず帰った私。
 さっそく、お姉さんの言った事を守ってみる。
 するとどうでしょう。
 あらびっくり。 4日も充電がもってしまいました〜 (・○・:)

 そんな訳でもう少し、今のを使ってみちゃおうかな〜 と 思っているところである。

9月20日    『 素敵な一日 』 

 友人から 招待券が当たって余分に券があるから一緒にどうぞ と子供向けミュージカルに誘われて
 ありがたく息子と二人で 観に行く事にした。
 そういった会場では 急に暗くなるのが怖くて苦手だった子なので 少し心配だったけれど、
 本人も “ 行く行く♪” と乗り気だったので それならば是非にと 出かけたのである。
 
 なるべく幼い頃から色んなものを 見せたり聴かせたりして 感性を育てたいという思いでいても
 なかなかその機会を頻繁に作るのは ちょっと難しい。
 だから今回 本当にありがたかった。
 しかも演目が 『オズの魔法使い』 
 普段お友達同士の中で、なかなか自分の主張をハッキリ言えなかったり
 したいと思ってから行動に移す頃には 他の子にすっかり先を越されてたりして その度しくしく泣いてしまう様な子なので
 弱虫くんたちが集まって 助け合って 「勇気」や「心」をもらいにいく という内容は
 息子の今の成長段階には ピタリ と丁度良い。

 会場は車が停められないので、本八幡まで電車で行く事にした。
 久しぶりに電車に乗るので、ホームで電車が入ってくるのを待つ時点で 既にわくわくドキドキの息子。
 車内は昼の時間で空いていたのだが、座ったBOX席の隣のBOX席に ちょっとウルサイ女子高生が居て
 (互いに化粧しながらガスこてで髪をいじりあい おまけに大声で携帯電話・・・My room状態)
 じーっとそんな二人を見ていた息子は、ママあっちに行こうと 席を移った。

 そのBOX席(向かい合わせの4人席)には、 缶ビール片手の初老の男性が一人座っていた。
 昼間から?と思う人も多いかもしれないけれど 総武本線では良くあること。
 でもその人は 私達が座ってきたのを見ると、手早くビールとツマミ類をまとめはじめた。
 マナー最悪列車で有名な中、 きちんとゴミを まとめる人もやっぱり居るんだなーと 感心していたら
 進行方向の窓際席からお尻を通路際に移し
 「ぼく、どうぞ。こちらに座りなさい。こちらの方が良く見えるよ」 と 言って席を替わってくれたのだった。
 それが何だかとても自然で とても気持ちの良い感じだったので
 御礼を言って その男性の隣りに移動して腰をおろし 息子を膝に乗せた。
 喜んで車窓から景色を眺める息子の様子を見ながら 
 「ぼくは 電車が好きなのかな?」 と 話しかけてきた。
 ええ、大好きなんですよーと 私も車窓から隣の男性に目を移すと 彼の手元には何やら黒い筒が出現していた。
 ? なんだろう ?
 「じゃあ 汽車の曲を鳴らしてあげよう」
 それは 直径10cm程の竹筒の上にはめ込んだハーモニカだった。
 列車の中だという事を 配慮に入れた感じの控えめな音で 
 私と息子だけに聴こえるように気をつける気持ちが伝わる音で 汽車ぽっぽを演奏してくれた。
 巧みに和音を操った その演奏は 驚く程すばらしかった。
 先ほどまで、煩い女子高生に辟易としていた感のあった車内の人達も 一斉にこちらに振り向き
 小さな拍手も 沸き起こった。
 
 素敵なハプニングにすっかり嬉しくなってしまった私の質問に おじさんは控えめにひとつひとつ答えてくれた。
 そのハーモニカ自体が とても美しいフォルムをしていて 吹き口のところが緩やかなカーブを描いていたのだが
 わざわざドイツで購入してきたとの事だった。
 円が強い時だったからねー 2000円くらいで買えたんだよー とはにかむおじさん。
 ハーモニカのベースにしている黒い竹筒は お手製だった。
 真下は縦に 笛の穴のように穴が並んで空けてあり
 右サイドは ふさいだ上に(缶ビールの底を使ったとの事) やはり 小さな穴が幾つか空けてある。
 左サイドは 空けてあるのだが 竹の直径よりも少し細めのマルに細工して空けてある。
 両手指で この穴を巧みにふさいだりあけたりしながら吹くことで
 小さなハーモニカから 素晴らしい音楽が奏でられるようになっているのだった。

 「ハーモニカって玩具の様な扱いをされるから オーケストラとは一緒に演奏させてくれないんだけど
  老人ホームや 幼稚園なんかでピアノと共演しても 全くひけをとらない音が出るんだよ」
 と、 その楽器を愛する音楽家の誇りをちらりと見せて話してくれた。
 これは知ってるかな?これはどうかな?
 と、その後も 子供向けの曲を探して 終点の千葉駅に着くまで次々と演奏してくれた。
 息子は はにかんで一言も話さないでいたが、その目はキラキラと大きく輝いて
 私が抱いている手から その嬉しさと興奮が伝わってきた。
 何とも楽しいひとときだった。

 「袖擦り合うも多少の縁」というけれど、 それは何処か遠いところに旅した時に使う言葉だと思っていた。
 いつも乗りなれているこの列車で まさかそんな素敵な出会いがあるとは。。。
 そのおじさんには押し付けるようなところが全く無くて とてもさわやかだった。
 心の中がすっぽりと温かくなり、
 あ〜・・・ 人って いいなあ・・・ なんて シミジミ思ってしまった。

 スタートが気持ちのよいものだと、ずっと気分良くすすめるようで
 心配していた 照明を落とした会場でも 怖がることなく最後までミュージカルを楽しめた。
 会場の最寄り駅である本八幡に着くと 台風の影響で既に暴風雨だったのだが
 大人の足でも片道10分は歩くところを
 カッパを来たチビ息子は文句も言わず 行きも帰りも一生懸命もくもくと歩いた。
 いつもなら “抱っこ〜” と甘えるような距離なのに。 
 勇気と希望をテーマにした内容に触れる前から、すでに 彼の心に何か芽生えていたのかもしれない。。
 
 帰りの電車は混んでいた。
 が、乗ってすぐ離れたところに座っている これまた初老の男性に「ここへどうぞ」と席を譲られた。
 立って乗るのも文句は言わない子ではあるけれど
 雨の中頑張って歩いてきた後なので、 まるで頑張ったご褒美の様で とても嬉しかった。
 
 その夜 布団の中で眠る際、息子はニコニコ顔で私に言った。
 「ママ、今日は ほんっとう〜に楽しい日だったね。 何だか特別な日だったね。
  今日のこと いつまでも絶対忘れないようにしてね。」
 ・・・・・・・じーん。。。

 もともと友人の好意で頂いた ミュージカル鑑賞の機会、それだけでもラッキーなことなのに
 電車の中での 素敵なミニ演奏会、
 おかげで 頑張って歩けて 暗がりも怖がらずに最後まで鑑賞できた達成感、
 その後に 又電車で他人様の親切に触れて・・・
 いろんな嬉しい事が 重なって 
 いろんな人の親切に触れて
 いろんな人のおかげで わくわく と楽しく過ごせた 素敵な一日。
 確かに ずっと忘れないでいよう。
 
9月26日    『 口紅の赤は・・・ 』 

 これまで 「動物実験」 と言われても、そんなに真剣に考えて受け止めた事はなかった。
 人間が生きていく上で どうしても必要な事なんだろう・・・ 程度にしか考えていなかった。
 ところが、あるサイトに出会い、呆然としてしまった。
 詳しくは 次のサイトを見て頂きたい。。。
    
             
 
 

 我が家も
現在は人間しか居ないけれど、以前は小鳥、ウサギ、猫、犬、昆虫、かめ、など
 常に他の小動物たちと共存してきた。
 「ペット」 や 「愛玩動物」 と言うような 受け止め方は 泉家一同になくて
 人間だけでも6人もいた家族 の中のひとり(一匹)でしかなくて、みんな一緒に 家族として暮らしていた。
 4人の兄弟と同様に、好きな食べ物を与えられ、 病気になれば看護され、怒られたり、褒められたり、
 日本語と犬語と猫語、と言うように 多言語が飛び交っているというだけの事で、あとは皆ただ 「家族」だった。
 
 3年前に死んだ猫を最後に、今の我が家には人間しか居ない。
 当時息子がまだ赤ちゃんだったということもあって、 家にしてはめずらしく3年も動物の居ない生活をしている。
 
でも、出張専門の仕事をしていると、しばしば各お宅のワンコちゃんやニャンコちゃん達とも会うので
 どうしても うらやましくなってきてしまい、 動物達のぬくもりが恋しくなってきて、
 アイフルのCMじゃないけど、 ホームセンターのペットコーナーに足止めされてしまったり
 スーパーの掲示板で 「子猫or子犬もらってください」という張り紙を じーっと見てしまったりする。
 
 そんな矢先に出会った これらのサイトは大変ショッキングだった。
 小さな枠にはめられてウサギがずらりと並んでいる実験室の写真 
 実験の為にわざとストレスをあたえるためハンマーで骨を砕かれて放置されている犬の写真 etc。。。
 知らなかった。全然知らなかった。。。
 おいおい人間、一体なにをやっているのだ と言う感じだ。
 EUでは既に動物実験した製品禁止の法案が可決されているけれど
 日本では、まだまだ認知度が低いらしい。
 ああ、わが国はいつでもそういうこと、遅れてるんだよな。。。悲しいかな。。(自分も例に漏れず遅れていたのだけど)

 さしあたって私が個人レベルで出来る事で 最大かつ効果的なことは 「買わない」 こと、だ。
 動物実験を基に製品開発しているメーカーリストをプリントして 一体どの位自分が持っているのかを調べてみた。
 すると、あるわあるわ・・・ −□−;!
 化粧水 ・ 化粧下地 ・ ファンデーション ・ 口紅 ・ アイシャドウ ・ チーク ・マスカラ下地 ・ アイライナー ・ アイブロウ
 などのメイク用品。
 おっと待てよ・・・ と ヘアブロウ剤も見ると あああ これもNG!
 あ!そう言えば・・・ 脇の下エチケットのシュッシュのスプレー・・・・・ やはりNG !
 洗面所に行って見る。 
 歯磨き粉 ・ ハンドソープ ・ 洗顔ソープ ・ メイク落とし ・・・・・ ALL NG!
 風呂場・・・・・ボディソープ ・ シャンプー ・ リンス ・・・・・・・・ ALL NG!
 ・・・・・・ 。 全然駄目じゃん、私。。。ーー;
 
 既に買ってしまって使用中の物は仕方ないか。。とは思っても、事実を知ってしまった後では何とも使いづらい。
 口紅も唯一動物実験していないメーカーのが1本あったので、それしか塗る気がしない。。
 歯磨き粉が苦く感じられ、ボディソープで洗ってもかえって汚れるような気がしてしまう。。
 どうーも とても我慢できそうに無い。
 明日にでもドラックストアに行って、総とっかえしよう。

 テレビを見ていると、綺麗な売れっ子女優達が宣伝する 某メーカーの化粧品のCMが次々と流れている。
 彼女達は その口紅が、そのファンデーションが、どうやって作られているか知っているのだろうか。。。
 
10月1日    『 リフレッシュ 』 

 気持ちよい秋晴れの中 久しぶりに西千葉のプラナヒーリングプレイスさんに訪れて
 川原先生のレイキ療法を受けてきた。

 施療家の仕事をしていると、会う人ごとに
 「自分が疲れちゃったら (あるいは肩腰痛が出たら) 先生は誰にやってもらうんですか?」
 と、聞かれることが多い。
 で実際のところどうなのかというと 大抵の場合 自分でどうにかしちゃっている
。f(^^。
 院長紹介のページでも紹介しているように長年腰痛を抱えてきてはいたけれど
 もうすっかり大丈夫だし、
 これを越えたら痛みがきそうだなーという時点で、 ストレッチなどのセルフケアでメンテしてしまうから
 まず、二度と腰痛が起きない自信がある。
 これまた長年の鉄板肩こりの方も、 今では自分の筋肉の “くせ” を把握してしまっているので
 (何しろ自分の身体を実験台にして色々研究する事が多いから・・・その様子を客観的にみると多分変な人だけど^^;)
 身体の緊張している部分にストレッチを入れて、 ほぐしてしまえる。
 加えて レイキヒーリングの伝授を受けてからというもの
 自分の「気
」のバランス調節をセルフヒーリングにて毎日行っている為か 
 新陳代謝がおそろしいほどに良くなってしまい 大して食べなくても お通じが日に3回も4回もあるし (美しくない話で失礼)
 生理痛もないし 風邪ひとつひかないし 。。。
 現在進行形で辛い症状を抱えている方には、大変申し訳ない程 良好な状態・・と言えるんだろうなあ・・・。
 確かにレイキを取り入れる前は、 施療が終わると精神的にどっと疲れたりする事があったけど
 今では逆に、施療が終わるたびにすがすがしい気分になって 爽やかに家に帰れる という毎日だ。

 じゃああ〜〜〜何で 受け手になりに行ったのさ〜 と言うところなんだけど
 でもやっぱり たまには私も 「人の手」 にやってもらいたかったのでした・・・。
 以前にも書いたけど、 自分で何とか出来ちゃうけど それは自分の料理を自分一人で食べるようなもので
 たまには 人様の手で 癒されたくなってしまったですよ。
 前々から予定していたわけではなく、 別件で相談のメールをやり取りしているうちに
 急に あ゛ー 私も癒されたいーーー という衝動にかられて そう思っちゃうと止まらなくて 急遽お願いした次第。
 
 4ヶ月ぶりの川原先生は 相変わらず爽やかなオーラをただよわせていらして 会っただけで嬉しくなってきてしまった。
 レイキ伝授後の近況報告と、 このところ増えてきている重い症状の患者さん達の相談などをしてるだけでも
 結構 気が楽になってくる。
 「先生」 が居るって いいなあ〜 なんてシミジミ思ってしまったりする瞬間。
 その後 約1時間のレイキ療法を受けて 幸せ気分倍増。 気持ちよ〜い・・・。
 あー やっぱり 人にやってもらうって幸せだー ・・・ 。
 このところ忙しかったので 
※邪気※ が溜まっちゃってるのかな〜 と心配していたが
 そんなでもなかったよーと爽やかに言われ安心。
 まあ、もともと先生のところには 超ヘビー級の重症の方が多く訪れているので
 重さの基準が普通の人とは違うんだけど。^^;

 
※邪気・・
  別段その人が悪い人という訳じゃなくて、外界から身体に入って抜けずにいると様々な辛い症状をもたらす。
  たとえば「風邪」も「ふうじゃ」と呼ばれる邪気。
  職業柄、辛い症状に見舞われている人の身体の奥までもじっくりと触れるので、
  我々の様な施療家は 施療する際に
  身体に進入してその人を苦しめていた邪気を 自分自身が引き取ってしまうケースが多々ある。
  私がレイキ療法を自分に取り入れたのもこのため。
  おかげで今では 「あ・もらっちゃったなー」と感じても セルフレイキで直ぐ抜けて行ってくれる。

 先生はこの夏ハワイに行ってきたそうだ。
 ご自身のクリーンナップの為と 息子さんたちに大好きなハワイの海を見せたかったのと 兼ねて。
 とてもスッキリしたとおっしゃるので、ハワイのヒーラーさんの治療を受けたのかと尋ねたら、
 「いやあ ハワイが大好きなせいもあるけれど ハワイは物凄く良い波動に包まれているから
 街を歩いたり、海に入っているだけで どんどん身体の中から浄化されていrくのがわかるんだー」
 なるほど・・・。
 「やっぱり、ヒーラー(施療家) には休息も絶対必要だよ。」
 こう言われて 何だか涙が出そうに嬉しかった。 (やっぱり疲れてたのかしら私・・・)
 (T▽T) そうよね・・そうそう・・・そうだよ・・・。 休息って大事だ・・・。
 ハワイかー いいなあー (行った事無いけど) 私も行っちゃおうかなー・・・ .
 って すぐにはもちろん行けないけど でも息子連れで いつか私も行ってみよう。。。
 そう思うと楽しくなってくる。
 
 相変わらずの単純お馬鹿な私は、 もうすっかりパワー全快である。
 おっし! 何だかとっても良い施療ができそうだゾ♪
 やっぱり休息は必要だ♪ 元気じゃなきゃ 元気にするお手伝いは出来ないもん♪ (やはり単純である)
 

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