〜 2003.tka's Simple life〜10/2〜10/29
10月2日    『 初床屋 』 

 もうじき5歳になる我が息子。
 これまで ずーっと私がその髪の毛をカットしてきた。
 庭に小さな椅子を置き、 バリカンを怖がる為 ずっとハサミ一本でカットしてきた。
 3歳くらいまでは、それでも良かったのだけど、成長と共に髪の毛の量も増え (家系的に濃い一族だし)
 切った髪が、私にも息子にもどうしても沢山付いてしまうし、その始末は大変だし・・・
 以前よりはだいぶ手際が良くなったつもりではいても
 やっぱり、切り終わる頃には 母子ともども ぐったりしてしまう。
 今度こそ床屋さんにお願いしようと、 ドアを開けたことも数回あったのだけど
 当然の事ながら、大人の男性ばかりで、びっくりドキドキして心拍数あがっちゃったらしく
 やっぱり帰る・・・ と言って あえなくUターン。
 その後 床屋さんに行こうよーと言っても 「" ママ床屋さん” がいいの」 と言い張ってくれるので
 まーそれも母親冥利に尽きるかと思って、 ため息つき付き「ママ床屋」を「営業」してきた。
 
 それでもお友達が床屋に行った話を聞いてきたり、 こちらも度々「床屋に行かない?」と言い続けて来たのもあり
 伸びてきた髪を眺めて 床屋さんの話を出すと
 ようやく 「いいよ」 の返事がきた!
 実は近所の富里温泉には、館内に床屋さんが入っており 値段もとてもリーズナブル。
 「ゆ」にいきたいんだー とも言うので、こちらとしても一石三鳥♪
 ところが 「ゆ」は「ゆ」で行って 床屋さんはそのお友達と同じ床屋さんならいいと言う。
 そこはちと料金高め・・・なので 理由を聞くと 「終わったらお菓子もらえるって言ってたもん」だそうだ。
 それじゃあ、終わったあとにコンビ二で 好きなお菓子買ったらいいじゃない? と持ちかけたら
 それはいい考えだね! と あっさり乗ったので、
 気が変わらぬうちにそれ急げ! と 大急ぎで風呂や支度をして車を出した。

 「サルビアの湯」に到着して、 真っ直ぐ 床屋さんに入ると
 たぶん私と同年代の女性理容師さんが対応してくれた。
 電気バリカンが苦手なことと、床屋さんが初めてだという事と、伝えると
 「そ。じゃあハサミでいきましょっかね〜。」と あっさり受けてくれたので 
 実は自分の方が緊張してきてた私も、 ほっとした。
 やはりママさんだということで、特に子供に過剰にベッタリすることなく 応対してくれて助かった。
 それが苦手な子なので・・・。
 普通の椅子の上にクッションを重ねて チビが座りやすくしてくれて
 ドラえもんの前掛けをスッポリかぶせてもらった息子は 鏡の中で にっこり笑った。
 何だかワクワクしてきたらしい。 あーよかった・・・。
 チョキチョキ チョキチョキ とプロのハサミの音は とても気持ちよい。
 当然だけど、ママよりずっと素早く心地よく ことが進んでいくので
 そのうち 椅子の上で こっくりこっくりと居眠り。。。
 私のほうは 人に切ってもらうって いいな〜 と シミジミ感動。。。

 初体験を無事終えて、 ようやく「ゆ」に入ると
 何だか 息子は一つ成長してしまったよう。
 髪だけでなく 顔の表情までもすっきりした感じ。
 ずっと越えられなかった「床屋さん」のハードルを ようやくクリアできたからなんだろうな〜。。。
 何だそんな事、 と思われちゃうかもしれないけど
 息子にとっては 大きなステップだったみたいだ。
 きれいに刈りあがった 襟足をなでながら
 ちょっと寂しいから 「ママ床屋さん」も まだたまには営業しようかなー と こっそり思った。
10月9日    『 前髪 』

 息子を乗せた幼稚園バスが家のそばに帰ってくるのは夕方の16:00頃。
 幼稚園にしては遅いお帰りである。
 降園時間は14:30なのだけど、家は 園バスの最終コースのしかも終点になるのでこの時間。
 ちょっとかなりラッキー。
 まるで延長保育をして頂いている感じであるので、とてもありがたい。
 仕事の時は 母に頼むけれど、 16:00なら何とか私が間に合う時もあるし・・・。

 さてさて、本日は私がその16:00に間に合ったので、私がお迎えに行くことにしていた。
 部屋で時計を見ると15:35。
 5分前に出れば十分なので、ほんの少し時間があった。
 でも本を読みだすのにも、パソコンを開くにも中途半端な感じである。
 どちらもうっかり夢中になって 時間が過ぎてしまったら大変だし。
 爪は昨日切ったばっかりだしなー (職業柄爪はいつでもぎりぎりまで短くしてるので)
 お! そうだー。
 切ると言えば、前髪! 前髪切ろう!
 もう目にかかる位の長さまで伸びていて、仕事中うっとうしいと思っていたんだった。
 これはナイスな時間の使い方♪ (あほである^^; 貧乏性とも言う)

 さっさと息子の散髪用のハサミを取り出し、鏡の前に座ってチョンチョン切り始めた私。
 無精者なので 後で掃除するのが大変にならないように
 スーパー袋の中に切った髪が落ちるようにしてみようと 片手に袋を持って切ってみた。
 でもそうなると、切った髪がちゃんと袋に入るかが気になって 下ばかり向いてしまい、
 鏡の前に座っている意味がほとんどない状態になった。
 うーん、この方法でも結局髪の毛ってちらばるわねー やっぱり掃除機かけなきゃ駄目かー
 と、顔をあげた瞬間、自分の切りたての前髪が鏡に映し出された
 
 ・・・・・・・・。
 しばし絶句。 眉毛から2cmは上である ・・・・・ (−□−;
 やってもうた・・・・・・・ 。
 焦って何とか修正しようと、今度は髪が何処へ散らかろうと全く無視で 必死にハサミを動かしてみた。
 がしかし・・・・・ 所詮、切った髪は 長くはならないのである。
 ふいに 松田聖子の古い歌のフレーズが 浮かんできた。
 
♪〜まえが〜み〜 1mm 切り過うぎぃた午後〜 ♪
 1mmくらいならいいけどさー・・・ 寂しくつっこみながら無駄な抵抗をやめにして
 ぽてぽてと園バスの停留所に歩いていった。
 あーあー明日お会いする患者さんたちに 何て言われちゃうかなー 
 (と言うか笑ってくれた方がまだ良いけど・・・)
 あーあーチビにも何か言われちゃいそうだー。。。
 
♪〜あなた〜にぃ〜会うのーがぁ〜 ちょおっぴぃりぃ〜〜こわいー ♪ (古すぎて誰も覚えてなさそうな歌 ^^;)
 
 
10月12日    『 整体師のつどい 』

 昨日、整体師仲間と久しぶりに飲み会があった。
 私は当日は早朝から幼稚園の運動会があったし、そしてその後に地元で仕事もあったので
 たぶん無理・・・と言うアバウトな出欠の返事をしていた。

 20代の頃は、飲み会大好きでどんなに日中忙しくしていようと
 夜は夜で別のパワー(?)が湧いてきたもので、喜んで出席していた私だけれど
 ママになって落ち着いちゃったのか、単に歳のせいなのか、まあ変われば変わるもので
 夜に仕事以外で しかも都内に出る・・・というのがだんだん億劫になっている。
 オフの時間は子供と過ごすのが一番寛ぐんですーと、言うような人になってしまった訳だ。^^;
 
 とは言うものの 普段一人で仕事をしていると たまには同士に会って情報交換したいというのも本音。
 特にスクールの強化合宿で一緒に頑張ったメンバーが集まるなんて 物凄く久しぶり。
 遠い人は新幹線を使ってまでも やってくるというので
 私が「遠いから」 なんていうのは今回はあまり理由にならないのであった。
 今回を逃したら、また次回いつ会えるかわからないし・・・
 いつもいつも行けませーんと断ってばかりでは いけないような気がするし・・・(そう、いつも欠席メンバー筆頭者)。

 私の心の迷いが通じたのか何なのか、仕事が終了した時刻は予定よりも微妙に早かった。
 どうしよう・・・始まりの時間には到底間に合わないが、終了予定までは現地で約2時間は過ごせそう。
 幹事役に電話をしてみたら、既に盛り上がっていて、「takaさん来るまで待ってるよーっ!」 という元気な返事。。
 うーん・・・ そっかー・・・ と、言う事で断り下手な性分 (意外に小心者?)な為、
 自分で自分のお尻を叩くようにして、トコトコ超ローカル総武本線に乗った。

 約2時間かけてようやく青山の会場にたどり着くと、もうみんなすっかり出来上がっていた。
 表参道駅から地上に上がった時点で 実は既に「此処まで頑張って来た」「目的達成」気分になってしまっていた私には
 いきなり太陽の下に出されちゃったモグラくらいの感覚があったけれど
 そこはそれ、 久々の仲間達の面々を見られるのは やっぱりとても嬉しかった。
 卒業後それぞれに 苦労したり成功したりした話を交換し合っていると 何だかとても励まされる。
 
 しかし、整体師の飲み会というのは客観的に見るとかなり「変」かもしれない。
 男同士で真剣な眼差しで見つめあい腕を握り合いさすりあっている。。→ 腕の新しいほぐし方を研究披露している。 
 突然店内を 右手右足、左手左足、というちぐはぐな歩き方で歩き回る。。 → 「なんば歩き」の見本。
 その他、会話には「小腸経の抜き方がさー」 とか「やっぱ胃経だよねー」とか経絡の名前が飛び交い
 上腕二頭筋がどーちゃらこーちゃら、ハムストリングスがどーちゃらあーちゃら、と骨格筋の名称も飛び交い
 「最近“邪気”受けた〜?」「あーだいぶ溜まってる〜」なんていう怪しげ会話もびゅんびゅん飛び交い、
 ドリンクのお代りを持ってきてくれるお姉さんがとても機嫌悪そう〜な顔をしていたのは
 単に疲れてるせいだけでは きっとなかろうと 気がついてたのは私だけかもしれない・・・f(^^;。
 
 
10月16日    『 忘れ物 』

 仕事先に居た私の携帯にメールが届いた。
 昨夜施療した患者さんからである。
 「昨日、忘れ物をしてますよー(;;)」 とあった。。。
 忘れ物・・・ はて・・・ ? 御代は丁度で頂いたのでお釣りを忘れたわけではないな・・・。
 運転しながら カバンをチェックしたが、小道具(カルテ、名刺、手帳、施療用枕etc)は一式そろっているようだし。。。
 本当に思い当たらなかったので、 失礼ながら何を・・・?という内容の返信を とりあえず打った。
 右ウィンカーをチッカチッカ鳴らして高速に入りながらも、何だろう何だろうと考えた。
 メッセージの後の「(;;)」しくしく顔文字が気になる。
 
 忘れ物って 本当に文字通り「うっかり」してるから、忘れた事に気づいた瞬間のショックは大きい。
 学生時代はお弁当を忘れて、大ショック。定期券を忘れた事もあったっけ・・・駅に着いてからショックなんだよな・・。
 社会人になってからも色々ある。
 営業をやっていた頃 「まずは名刺交換だけでもー」と必死でアポイントをとって出向いてるのに
 肝心の名刺を忘れて、どうにもならず・・・とか。
 ツアコン時代、ホテルから出発するバスの中で「みなさ〜ん忘れ物ないですか〜?今ならまだ間に合いますよ〜」
 何て明るく声がけしておいてから、発車後に自分の旅行カバンがないことに気がつき
 途中のドライブインで声を潜めてホテルの人に宅配してもらうよう電話した事もある。。
 その他自動販売機でお金を入れてボタンを押した後、おつりだけ取って品物を取ってくるのを忘れたり、
 電車に間に合いたくて駅まで猛ダッシュで駆けてる際、後ろからやはり走って追いかけてくる人があり
 駅に着いてからきっと振り向いたら、おじさんがゼイゼイ息を切らしながら「後ろ、開いてますよ」
 タイトスカートの後ろのファスナーが全開・・・・・だったり、とか。
 うーん。。こうして振り返ると、結構わたし忘れん坊だなあ・・・。。。
 そういえば最近も、初めてのお宅に伺うというのにカルテを忘れ、近所の文房具やさんでノートを買って代用したっけ。。。
 (その節は大変失礼いたしました。。。 こんなところでお詫びをしている私。。。ーー;)
 
 しかし。。。それにしても昨日は一体何を忘れちゃったんだろう。。。
 上着は昨日着てたのと 同じのを今着てるし。。。
 ♪ 探し物は何ですかあ〜 見つけにくいものですかあ〜 ♪
 あんまり思いつかないので、 下手な歌をくちづさんでいたら ふいに 「ああっあっ!!!」 と思い出した。
 そう言えば 先日のお誕生日のお祝い返しのお品を頂いていたんだったっ!
 ・・・・・! 綺麗な紙袋に入った あの ・・・!
 その紙袋の細かい模様までも鮮やかに目に浮かんできた。
 ・・・・・ やってもうた・・・・・。
 あー それで (;;)悲しいしくしくマークだったんだ・・・・・・。
 
 その後急いで料金を払って高速を降りて 電話をかけ、 ひたすら謝ったのは言うまでも無い。。。
 うーーーん。。 
 これに懲りて、場所を移動する際には必ず指先確認するくらいの気持ちでいくことにしよう・・・。。
 ほんとにいい年して 恥ずかしや・・・・・・ である。 f(ーー;
 
 
10月22日    『 無計画的行動 』

 午前中がぱっかり空いたので
 これはいいとばかりに 雑用を効率的に片付けようと思いつく。
 息子の幼稚園バスを見送った後、早速 車を成田方向に走らせた。
 
 今日一番の目的は、来週から本格的に習い始める合気道の胴衣を購入すること。
 これは近々に購入しなくてはならないので、せっかく身体が空いてるうちに行って来ようと思った。
 この辺で一番大きなスポーツ店は 成田イオンショッピングモール内の あの店。
 ようし、せっかく成田に行くのなら〜 えーとえーと・・・・・
 それならばと、そっち方面で済ませる用事を一気にまとめてしまおう♪
 (成田なんて20分も走らせれば着くんですけどネ)
 
 実は頂き物で 新宿にあるO百貨店でしか使えない商品券があり、
 確か今年富里にOPENした量販店では、どこの商品券でも金券ならば それを使ってお買い物できる・・・
 という内容の折り込み広告を見た記憶があったので
 そしてそのチラシは当の昔になくなったから電話番号も店の名前も忘れてしまっていて
 でも行けばわかるだろうから、行って使えるかどうか、目的の品があるかどうかを見てこよう!
 そうだー!ついでにその店で 昨日カインズに無かったPC用のアイロンペーパープリント用紙を買おう!

 更にもうひとつ。
 現在ほとんどの引き落としを ひとつの銀行にまとめているのだけど
 私の様な仕事の場合、現金収入のみなので、 定期的に手動で口座に入れておかないといけない。
 ところがその都市銀行が近所にないので ちょっと不便だった。。
 ああそういえば先日、成田ジャスコ内にその銀行のディスペンサーがあるのを見つけたんだったと思い出す。
 そして確かその都市銀のディスペンサーの隣に並んで
 幼稚園の月謝引き落とし専用口座がある銀行のディスペンサーもあったはずだから
 早いけどついでに入金しておけば 入金関係が一度に済んで 何だかとっても効率的♪
 自分の計画に自分で満足して 何だかうきうきしながらハンドルを握った。
 
 まずはその名前も忘れた富里の量販店から行く事にした。(富里は成田の手前に位置)
 ところが・・・ 確かこの辺りなはず・・・と思った通りにそれらしき店が無い。
 あれれ?こんなはずでは・・・。
 更に追跡する事30分。ない。やっぱりない。。。だんだん、めくらめっぽうに探す事が疲れてきた。。
 やっぱりそこんちの商品券はそこんちで使うべきものなのよ・・とか何とか自分に言い聞かせ
 あ〜アイロンペーパーも買えなかったなーと思いつつ
 あきらめて次の目的地の成田ジャスコに向かった。
 
 気分転換にとカーラジオをつけてみる。ちょうどプロショッパーをやっていた。
 リポーターのお姉さんが最先端?のコスメなどをDJ相手に熱烈に紹介するコーナー・・・
 ま、結局はラジオショッピングってことなんだけど。
 『冬になると乾燥してきて何だか肌がスカスカになってくるでしょう〜?』 『や〜それはさびしーよね』
 うんうんそうそう30超えたら、やっぱり冬はお手入れしないとそうなる。
 『ところがところがこれ!使った翌朝に超おどろいたんだけど〜、洗顔の時に水をパシャッと顔にかけて
 自分のほっぺたを触った時!もう〜何か実がつまってるっていうか、充実感たっぷりの肌なのよー』

 思わず自分のほっぺに手を当ててしまった。 (きっとこれ聞いてる人は一斉にそうしたに違いない)
 『見て見て!今日の私、眉は描いたけど後はすっぴんなの』 『え〜ほおんとお?き・れえ〜〜』
 うねうね山道を下りながら、すっかり聞き入ってしまっていた。
 そして成田ジャスコに着いて駐車スペースに車を入れた後、即電話して
 ロースヒップの美容オイル3本セットの購入申し込みしてしまったのである。
 1本3800円のところ、3本で8800円。更に今回ローズヒップティーも3箱おつけしてくれちゃう♪・・・そうである。
 ちなみに私は TVショッピングもラジオショッピングも今まで一度も利用した事はなくてこれが初体験・・・^^;
 あ〜あ〜 つい買っちゃったよ〜 騙されちゃったかな〜?・・・と思いながら、何だか楽しかった。
 
 入金関係を済ます。ここは無事目的終了。ああよかった。
 そう言えば、コーヒーと日本茶がきれていた事を思い出し、ついでに購入。
 よし、それでは更に北上して成田イオンに行こう。
 
 土砂降りの中 ようやくイオンに着くと、平日の悪天候に関わらず 車はいっぱいだった。
 スポーツ店は建物のずっと奥の方なんだけど、こちらのほうまで車はいっぱい。
 何とか駐車スペースを見つけ、雨に濡れながら走って店内に入った。
 さてさて、 息子サイズの合気道着は何処かしら? 早く見たいなー。かわいいだろうなー。
 ところが・・・  広々とした店内、ザーッと見渡しても何となく武道っぽいコーナーが見当たらない。
 店員を見つけて聞いてみると、胴衣は取り寄せしかしていなくて早くても届くのに10日かかると聞く。
 10日・・・。次の稽古日に間に合わないじゃん・・・・・。
 今日はこの為に来たというのに、結局それではいいです・・・と買わずに店を出ることになってしまった。。。

 又もや雨に濡れながら車に乗り込み あーあー・・・ とエンジンをかけた。
 午後の予定にはまだ少し時間があるけれど、他のスポーツ店を探すほどまでには余裕はなかった。
 仕方が無い。帰るとしよう。
 ああそうだ、ガソリンが少なかった。
 89円/g という安いセルフGSを見つけたので、そこに車をすべりこませた。
 いつものところより、2円安いな〜と思いながら、ガソリンを入れていると 店員さんがやってきた。
 遠慮がちに「今オイル交換フェアをやってましてー 10分ほどで出来ますがー 」とセールス。
 大抵の場合、こういうセールスはニッコリ笑顔で断ることにしている私なんだけど
 あまりに慣れてなさそうに、とっても遠慮がちに一生懸命 話そうとしてくれていたので
 「はあー そうですかー 。 御幾らくらいですかー?」 と相手をしてしまった。
 更に遠慮がちに 「980円です」 と言う。
 「ああ、、工賃が980円ですかー。で、オイルは?」
 あのう・・と更に遠慮がちに 「全部で980円なんです」
 「えっ! ホント?」 
 やっすうう・・・ いつもの4分の一だー・・・。
 そして前回替えてからもう5000は走っていて、交換しなきゃ交換しなきゃと気になっていた所だった私は
 オイルのキャップをきゅきゅっと閉めてから くるっと店員の方に向き直り
 「じゃ
、お願いします」とキッパリ頼んでいた。
 彼にとっては予想外の展開だったらしく、数秒間瞬きもせず固まっていたあとに、
 「あの!あの!ありがとうございますうっっ!T▽T」 と大変感動的に御礼を言われてしまった。
 
 オイル交換の作業を待つ間、小さな休憩スペースに入り、自販機でカップ入りのコーヒーを買った。
 熱いコーヒーを飲みながら ぼんやり外の雨を眺める。
 しっかし ・・・ 今日って何やってんだろう ・・・ 。
 家を出る時には、とっても計画的な効率の良い日程( 大げさ )だったはずなんだけど。。。
 結局 予定外の事にしか お金を使ってないことに気がつき 可笑しくなった。

 ☆追記
 その晩、ネット通販しているスポーツ店を見つけ、無事合気道着を注文した。
 最初からネットで頼めばよかったのかなー と思いつつ。。。
 でも親馬鹿ママとしては 初めての息子の胴衣、手と目で確かめてから買いたかったのよね。。。
 
10月29日    『 新米ママさん応援歌 』

 仕事柄、赤ちゃんのいるママさんのお宅に伺う事が多い私。
 大体がして 自分の身体の中で別の身体を宿し続け、全てを赤ちゃんと共用しあっていく妊娠期間が
 45週もの長い長い間だったのだから
 出産して いきなり妊娠前の身体に戻れるなんてことは、まずない。
 少なくとも妊娠期間と同じだけか、それ以上の時間はかかるものである。
 お腹の中の赤ちゃんの成長に合わせて お母さんの腹筋はどんどん薄く伸ばされていってるので
 産後 おちまくっている腹筋を回復するのには それなりの期間がいる。
 おまけに産後1年くらい (生理がくるまでは) は骨盤が安定しない(動きやすい)とくるから
 この時期に無理をすると、それから長年抱え込むほどの腰痛を引き起こしやすくなる。。。

 初見で 50〜80代の腰痛の女性患者さんに問診すると、かなりの高い確率で
 「出産してから 腰痛がおきるようになり それ以来ずっとこの腰痛とつきあっている」 という方が多いのは事実。
 
 とは言うものの・・・・・
 新生児のママは 無理しなくちゃあいけない事だらけ。
 この世のものとは思われない激痛の嵐の中で 死に物狂いで ようやく赤ちゃんを産み落とした後
 感動するのもつかのま、慣れない手つきで授乳、おむつ交換、お着替え、授乳、おむつ交換、お着替え、授乳・・・
 エンドレスな作業が 昼夜問わずに続くのである。
 全く、2時間でいいからまとめて眠りたいと 私もよく思ったものだ。

 また体力もさることながら、 メンタル面も相当にナイーブになっているから
 母乳が出る出ない、 赤ちゃんが泣き止まないのに理由がわからない、 私なんて駄目なママなのよ・・・なんて
 世の中 一人ぼっちのような途方にくれてしまう心境に何度も陥りやすい。
 なんて時に限って
 「あらあ?やっぱり母乳で育てなくちゃ、愛情に欠けた子に育っちゃうのよ〜?」
 とか、
 「まあ〜 またおっぱいあげてるの? 中身が薄いんじゃないの〜?」
 とか、
 「また泣かせてるの?」
 とか、
 いらん事を言う人がいたりする。
 自分が健康体の状態で聞けば、カッチーン!余計なお世話ですっっ! と言い返せる事かもしれないが
 心も身体も弱りまくってる時に 聞かされると ただただ傷つくばかりである。
 まあこの情報あふれる社会、
 子育ての間はその後もずっと この 「余計なお世話失礼きわまりない」的発言をしてくる人、
 あるいはテレビ番組、あるいは育児雑誌、
 その他もろもろ つきまとってくるものだーと、そういうものだと思ってしまえば少しは気も楽になるかもしれない。
 ひとつひとつマトモに聞いていたら混乱するだけであるし。
 
 しかし人間 人それぞれ いろんな個性があるのだから 
 もちろん赤ちゃんも、みんな同じ過程をふむとは限らないのである。
 日程によって、たまたま同じ月齢の赤ちゃんのお宅に日替わりで うかがうこともあるけれど
 ほんとに赤ちゃんそれぞれ、十人十色。 ひとりひとり全く違う御成長ぶりである。
 家の息子のその頃と比較しても又ちがうし。
 そりゃそうである。
 みんな同じだったら 逆にこわいじゃないですかー ^^; 。
 なのに、
 やれ 5ヶ月になるのに寝返りしない、半年たつのにお座りできない、9ヶ月なのにハイハイしない、
 うちの子はお誕生日まえに歩けるようになったってゆーのに何で立てない、
 まだオムツ外れないなんておかしい、
 と、何かの型にはめて考えられてしまうと 新米ママとしたら本当につらい。
 思いあまって、保健婦さんあたりに相談しても
 「そんなの一時のことですよ〜! すうぐ大きくなっちゃうんだから〜!あっはっは!」
 なんて答えが返って来てしまったりする事も多々。
 そりゃあ過ぎてしまえばそうかもしれないけど、 こちらは現在進行形でING状態。
 一時って?“いっとき”って一体何時までさ?どのくらいなの?具体的に何日で終わるのー?!
 と詰め寄りたくなる衝動にとらわれた事があるのは きっと私だけではないはず。。。
 
 でもでも、子育ては大変なことだけではなくって
 まるで頑張ったご褒美のように 嬉しい場面も沢山ある。
  初めて笑ってくれた。
  初めてストローが使えた。
  初めて歯が生えた。
  初めてママと呼んでくれた。
  初めて小さな手をつないで 街を歩いた。。。
 沢山の 「初めて」は 何にも変え難い喜びと、一つ成長してしまった(少し手が離れてしまった)寂しさと相まって
 これが 幸せというもんなのかな−と いうところへたどり着く。
 だから 頑張ってママ!そしてパパ!
 子育てほど 今しか出来ないという事は 他にないのです。

   ☆ お  ま  け ☆ 一番よく聞かれる 赤ちゃんQ&A

 Q: うちの子(1歳児)寝相が悪くて・・・ 多動じゃないかと心配なんです
 
 taka え〜と、逆にじっと動かない方が心配じゃないですかー。
     家の息子も頭を軸にして 時計回りにぐるぐる まわって寝てますよー。

 Q: 女の子(6ヶ月)なのに、髪の毛が全然うすくって・・・

 taka 女の子ちゃんの方が、伸びてくるの遅いみたいですよ。
     でも赤ちゃんの内は薄い方が、あせもが出来にくくていいですよ。こどもは頭に汗かくし。
     将来幼稚園に上がる頃には、おさげにしたりポニーテールにしたりしたがる訳で
     今のうちくらい、お母さんに楽をさせてくれてると思いましょーよ。

 Q: 泣く理由がまったくわからないのに 泣き続けるんです(TT)

 taka ・・・・・・。ほんとにね・・・。なんで泣くんでしょうかね・・・。
     うちもそうだったので、 何とも言いようがないのである。
     ので、ちなみに0歳児時代の我が子の話をすると、
     夕方4時ぴったりから始まる黄昏泣き、夜泣き、人見しり&場所見しり泣き・・・etc。
     ご近所に幼児虐待してると思われやしないかと心配になるほどの
     耳をつんざかれる程のボリュウムで号泣してくれたものだ・・・。
     でも 病気とかの心配さえなければ、これはもうしょうがないと腹をくくってしまうしかない。
     ある小児科医に 「泣き過ぎて死ぬって事はないから泣かせときなさい」と言われてからは
     あーそりゃまあそうか と思ったので、
     腹筋を鍛えてるのよ とか、 思い切り声を出して泣けるなんて人生今だけだからとか
     そんな風に考えて、乗り切った・・・ような気がする。
     実は知らないうちに いつのまにか泣かなくなったので、もう忘れてしまったなあ。。。^^;
     転んでもちょっとやそっとでは泣かない今の姿を見ていると
     あの時に泣きたいだけ 泣いちゃったのかなあ と思ってしまう。

 まだまだ私自身もママ歴 若干5年足らずの 新米ママ。
 全国のママさんみなさん、お互い楽しんで子育てしましょーね ♪

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